Copyright (C) Airliners All Rights Reserved.

本サイトに掲載されている画像、イラスト及び記事の無断転載、使用はお断りいたします。

~ 2018年度 下期撮影会席次作品紹介 ~

 概要

 下期撮影会の席次決めが行われ、上位6席が決まりましたので紹介します。今回は以下の条件の作品を会員が持ち寄り、チャーリィ先生に席次決めを行っていただきました。
・実施日:2018年11月3日(土)

・テーマ:「青空と秋」
・条 件:2018年11月3日(土)10~15時に、成田空港及びその周辺で撮影した作品をA4にプリントして1人1枚提出
 

 講師総評

 青空と秋というテーマでしたが、集合時にあった青空はすぐに消えてしまいなかなか苦労された撮影会だったと思います。そんな中、各自通いなれた成田でも、さまざまな場所を見つけ新鮮な絵作りに挑戦され成田在住の私もフレッシュな視点に学ばされたことも多々あります。そんな作品を見せていただくと同じ時間を共有しての楽しい中の苦労、気持ち、捉え方、視点など撮影会ならではのおもしろさが写真から伝わってきました。やはり同じ時間で各自が散って作品を撮る、写真とは知的に考え感性で捉え各自のイメージで表現しているということが今回の撮影会で特に伝わりました。

​チャーリィ古庄

 受賞作品

(作品をクリックすると拡大表示されます)

第1席 高橋 智子

「秋色ゲート」

【撮影意図】

 黄色に染まっている木をゲートに見立てて、黄色い絨毯の上を通過する機体を撮影しました。

【講  評】

 場所を伺って納得しましたが、こんなマイナーな場所をよくご存じでこの時期によく行かれたなと感心しました。B滑走路16L延長線上で春はさくらが咲く場所ですが、今は工事がスタートしたため同じカットは撮れないと思われます。色合い、縦位置で木々の高さを表現し機体の位置、大きさのバランスもいいですね。まさにテーマに沿った完璧な作品です。

第2席 高野 涼子

「青空を求めて」

【撮影意図】

 あっという間に曇ってしまった空。まるで青空を求めて飛んで行ったような飛行機を雲間からさす光と共に写しました。

【講  評】

 暗雲立ち込める空から差し込む光、そこにうまい具合に機体を写しこみました。機体は小さいですが、雲が主役なので問題ありません。アンダー目の露出で雲のトーン、光を出して機体は黒くつぶすという点もありでしょう。機体の向きはセオリーとは違いますがイメージ写真で雲間から逃げるような印象なのであまり気にならない点もポイントです。

第3席 溝口 薫

「トリコロール」

【撮影意図】

 秋晴れの青空と朱色のアプローチライト橋桁との間に、白い機体が飛び込んで来てフランス国旗が脳裏に浮かびました。

講  評】

 青空、オレンジの誘導灯橋、左下の緑のバランスがステキです。機体のエンジンがオレンジと被っているのが少々気になりますが、777クラスの機体の場合広角レンズで手前に来るまで待つとイメージが変わるので仕方ないのかもしれません。とはいえ全体的に色味がキレイなのがいいですね。同じ場所で以前から粘っている成果だと思います。

第4席 福田 あゆみ

「木漏れ日の中の常夏」

【撮影意図】

 冬が迫るさくらの山の木立の中に、飛行機が見える隙間がありました。そこへマレーシアのA380がすっぽり入りました。寒くなる前にあったかいところへ連れていって!

講  評】

この隙間によくA380をタイミングよく入れたと感心します。A380なので離陸位置は低いと思いますが、来てみないと入るか入らないか分かりませんが一発勝負で青空、雲の雰囲気、周辺の木々も相まって日の丸構図ですが逆にそれがおもしろい写真へと仕上がっています。

マレーシア航空A380の色味も白と青で空とマッチしているのもポイントです。

第5席 小丸 晋太朗

「青き一瞬に翔ける」

【撮影意図】

 太陽が曇に隠れたり出たり。光が差した一瞬を撮影してみました。

講  評】

 思い切ってアンダーにした露出により機体のシルエット、雲の奥行と高さが出ています。青空に機体を置いている点もお見事で、設定なのか後処理なのか青のグラデーションがとても美しくプリントされています。光が差し込むタイミングで天気が変わりつつある様子が伝わってくる作品で作者の絵作り、思いついたアイデアが素晴らしいです。

第6席 若山 牧雄

「青空Reflection」

【秋の爽やかな景色を求めて、大きな釣堀を訪れてみました。青空が水面に映え、楽しげな釣り人で賑わう和やかな水辺。空一面の青空が次第に雲が増え、機体に雲の影!水面も直前まで無風だったのに。残念!

講  評】

 作者の事前調査のたまものでしょう。これどこ?という新鮮さが感じられ、釣り人、青空と雲、林という牧歌的な風景にヒコーキというほのぼのとした感じが伝わってきます。緑という難しい色合い、森の下の影、池、白い雲とダイナミックレンジをオーバーしてしまう難しい条件ですが、上手に処理をしています。